アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

ジャニヲタ2年目に突入しました。

8月が終わりました。8月が終わったという事は、私が初めて自分でチケットを取ってジャニーズのコンサートに参加した日から1年が過ぎた事になりますし、このブログを始めてから1年経ったという事でもあります。なんかあっという間だったけど、すごく面白い経験をしたなあと思うし、色んな事を知れてただひたすらに楽しい時間でした。てかまだ1年しか経ってなかったか。

特に今年に入ってからの半年間、Jr.をちゃんと追うようになってからは「ジャニーズっぽさ」みたいなものというか、独特の文化みたいなものをすごく体感として理解出来るようになってきました。デビューすると、ジャニーズとしての特性よりもグループとしての特性のほうが濃く出てくるし、むしろそうじゃなきゃ駄目なんだと思うんですけど、それがないJr.はジャニーズっていう存在そのものなんでしょうね。抽象的な言い方になってしまうけどJr.はジャニーズの基本で「ジャニーズ的なもの」を凝縮した存在で、Jr.担というのは、そういう「ジャニーズ的なもの」が好きな人たちが集まるところなんだろうなとつくづく思いました。ジャニーズの本質は興行だと思っているので、Jr.の現場がやたら多いのにも納得ですし。まあ青田刈りしたいとか新しいもの好きとか、あるいは純粋にショタが好きとか、そういうタイプの人も勿論いるんだろうけど、デビューしたり退所したら興味なくなっちゃう人がいるのも、そういう事なんだろうな。

あとやっぱり活気があって面白いなって思ってますね。ちょうどB少年が出来たり関西からみっちーが出てきたりと若い子に動きがあるタイミングだったってのもあるんだろうけど、私は今までは人気のピークを過ぎたアイドルにハマる事が多くて、古参かDDしか残ってない代わりにいい感じに力抜けてマイペースに楽しめるみたいな世界にいたので、ジャニの新陳代謝が活発な客層ってのは良くも悪くも新鮮だったり驚きだったり楽しかったりします。ヲタの熱量というか荒々しさというかエネルギッシュな感じとか、事ある毎にヲタ同士でマウンティングしてる感じとか、いちいち学級会始まる感じとか(まあこれはどこでもやってるか)正直かなり面白いし、揉め事多いのも新規が多くて若くて勢いがある証拠だよな…とすら思ってしまう。まあJUMPやJr.は特にその傾向が強いんでしょうけども。

ただまあJr.に関しては、やっぱりどこかで「CDデビューするまでは本気になるまい」という思いがあります。というか、「このユニットでデビューしてほしい」と思うようにならないようにしよう、と思って過ごしています。まあぶっちゃけると、クリエを観た頃に「これB少年すぐデビューしちゃうんじゃ…」って一瞬期待したんですよね私。でもハイBのセット売りがガッツリ始まってしまって、これはB少年でのデビューはまずないだろうな、という結論に達し、そこから少しだけ距離を置いて応援するようになりました。あと作間くんや関ジュなどの無所属Jr.も見るようになったからかな。

本当に今はいろんなところにJr.の現場があり、ユニごとにライブを定期的にやって、写真集も出せて、個人仕事があるメンバーもたくさんいて、充実しているといえば充実しているし、今のままでも楽しいからいいかなって思ったりもします。でも先の見えない不安からずっと開放されないストレスというか、仕事はあっても先が見えない状況が続くのはしんどいんですよね。それに何だか妙に足並み揃えて仕事が割り当てられて、メンバーやユニの序列も、実際には明確にあるだろうに、なんだか曖昧で混沌としているなと思う。きっとデビューに必要なのは「圧倒的」な何かだと思うから、今のJr.に圧倒的な存在っていないという事なのかもしれない。とかいう発想がもうダメな気もするけど…笑。

若い子がCDを買わないテレビも観ない、そんな時代に「CDデビュー」にこだわるのは滑稽にも思うし、「CDを出しているか出していないか」という点のみで彼らの立ち位置を判断してしまうのもおかしな話で。実際、そういう表面的な問題ではなく、タレントとしてきちんと事務所から雇用されるかどうかが重要で、肩書が「Jr.」だろうと仕事が出来ていればそれで良いんじゃないかとも思うんだけど、でもヲタは「CDデビュー」という鎖にガッツリ繋がれていて、メンバーも建前か本音かは知らないけど、それを目標という変な世界。自分が推してるユニットがいつ解体されてもおかしくなかったり、新しいJr.が入るたびに自担の序列を気にしたり、そういう事から開放されたい、という思いが「CDデビュー」への渇望につながるんだろうな。

ところで1年が経って私が一番強く感じているのは、私は誰の担当でもないなという事でしたね。何ていうか、順調にジャニヲタへの道を歩んでいるなとは思うんですけど、未だに「担当」っていう言葉がしっくりきてないんですよね。便宜上使う事はあってもイマイチピンと来なくて。「担当」と「推し」の使い分けも方ちょっとよくわかんないですし、その違いもよく分からないし(まあ都合よく使い分けてるのは分かるけど)、女子ドルを推していた頃との違いもないし。以前ブログで担降りについて書いた時にも思ったけど、誰かの担当を名乗る事に妙な重みというか念みたいなものを感じてしまっていて、推しはいくらでも増やせても(おかげでDD化まっしぐらなんだが)、誰かの担当を名乗る気になれないし、名乗る事も恐らくないだろう。まあ考え過ぎなのかもしれないけど、でもこればっかりは、もう培ってきた文化の差なんでしょうね。そのうち「担当としか表現しようがない!」みたいな推しと出会えるのを楽しみにしてます。おしまい。

怒涛の夏、終わる。

この夏の私的後半戦『サマステ ~君たちが~KING'S TREASURE』のMr.KING、Prince、HiHi Jet、東京B少年公演を土日で3回観てきました。と同時に、色々あって行く予定のなかったサマパラに参戦したために、毎週末ライブがあった私の充実した夏が終わりました…。寂しい。

後半戦も全てスタンディングで入ったのですが、7月に入った公演よりも多少番号がよくて、ステージ近くで観れたのと、あとその経験を活かして自分が観たい位置で観られたのが良かったかなと。あと今回は結構Princeを楽しみに入ったところがあったのですが、率直な感想としてはPrinceの単独入ればよかった…と後悔しました(作間くんも付いてたし)。Princeを観るのは祭り以来でしたが、その時からKINGよりPrinceの方がチームワークというか、メンバーのバランス良くてオリジナリティがあるな…とは思ってて、でも関ジュに興味を持ってたりしてた時期でもあったので、KINGの方を先にチェックしてしまいPrinceは後回し気味だったんですよね。でも改めてPrince良いグループだなって思いました。もっと観てみたかったな…。

あとはやっぱりKINGとPrinceの絡みですよね。パフォについては、個人的にかっこいい系だけじゃなくかわいい系もトンチキ系も観たい人なので少し物足りなかったのですが(まあコレに関しては4グループの合同である以上、仕方ないと思うけど)、6人のMCはめっちゃ面白かった。わりと天然が集結しているKINGとキャラがバラバラなPrinceなので、KING的にはPrinceと絡んでたほうが個性発揮できるし、PrinceはPrinceで平野と神宮寺みたいに、メン同士の関係性に広がりが出て面白いし、そして何より岸くんの無双っぷりよ。ああいう弄られキャラというか愛されキャラってグループに絶対必要。KINGよりPrinceのほうがグループとして魅力的に感じるのは、多分岸くんの存在が大きいだろうなと思う。なんか新曲の『MIXTURE』とか観てたらもうキンプリでデビューしちゃえばいいのになーとか思ってしまいました。まあデビューに関しては、彼らの能力的な問題以前に、大人の事情が働きまくってるから身を任せるしかないんだろうけど。勿体ない話だ。

ハイBに関しては、出番が減った分を仲良しMCできっちり補った印象のあるキンプリと色んな差を見せつけられた感はありました。年齢も経験値も違うから比較するもんでもないんですけど、全員が自分の言葉で喋れるキンプリとの差は歴然かなと。でもMCが面白いかどうかって結構人気に影響出ると思うので頑張って欲しい(ジャニーさんもMCダメ出しするって言ってたし)。個人的には猪狩、浮所くん、大昇くんに期待している。あと特筆すべき点としては『Yes!』に猪狩が加わってた事と『Touch』かな。ちょっと面白さが勝ってしまってはいたけど、中3が全力でやるエロスよかったですよ。やっぱり猪狩は推せます。キスマイの曲全然知らないんだけど、『Touch』はクリエで聴いて好きだったんで、また観ることができて嬉しかった。ただ私の大好物セリフメドレーが削られたのは残念! Prince入れてセリフメドレーやって欲しかったあ。あとはもう思う存分龍我きゅんを観てきました。7月は作間くんもいたし、結構あっち観たりこっち観たりしてて目が足りねぇよって感じだったんですけど、今回は遠慮なく。でももうほっぺたがあんまりんごにならなくなってしまった。寂しい。

今年の夏は、こんなに現場がある夏って初めてかもしれないっていうぐらい通って(当社比)本当に楽しかったです。まあ1日3公演とかスタンディングとか、ファンサエリアのお祭り騒ぎもくしは地獄絵図とか、正直かなりしんどかったんでしばらくライブハウスは行きたくないなと思いつつ、でもやっぱり歌って踊るのを観るのがが一番好きなので、秋は舞台が続くけど、年内にまたライブが観られるといいなーなんて思います。悔やまれるのはPrince単独と関ジュ「少年たち」に入れなかった事かな…。って何回言ってんだ私は。おしまい。

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結局この「東京美show年」ってなんやったん。

サマパラの話。

勝利さんと聡マリのサマパラに入って、地味にセクゾ現場デビューしてきました。公演が発表になった時に、先輩のジャニヲタ(年下)と「このサマパラってやつはJr.がでるやつですかね…」「出るやつですね。すべての公演にJr.付きます」「それって当たり前ですけど、誰が出るかは…」「当日まで分かりません」という虚無なLINEをし、自分と戦いながらセクゾFCに加入して申し込んだものの全落した時点で入るのは諦めてたんですけど、ご縁ってあるものですね…。しかも各1公演ずつ入れれば充分と思っていたら、聡マリは特別登録ってやつが取れて2回入ってきました。

なんか復活当選とか特別登録とか制作開放席とかいろいろあるのだなあ…とか思いながら、期待せず申込んだんですけど、特別登録は当選したら公演直前に電話が来ると聞いてたので(ネット情報)10日前ぐらいに当選メール来てビックリしました。本人確認って言っても自分の名義で取ってれば別に何の問題もないレベルの確認だし(本来そういうものなのですが)、席も普通の1階のバルコニー席だったし(めちゃくちゃ鋭角だったから確かに売らない席だったのかもしれないけど)ラッキーでした。完全に関係者席の開放だったクリエ当券とは全然違ってよかったです。

それ以外は立ち見で入ったので、まあ身長できるだけ高くしとくか…と思って靴ずれで足ボロボロになる覚悟して厚底履いて行ったらEXのフラットなスタンディングより全然見やすかったです。当たり前だけどそれにTDCって収容人数のわりにコンパクトで、2バル3バルも傾斜があるから最後列でもステージもそれなりに見えたし…サブステとファンサコーナーは立ち見だと一切見えないけど。結構直前に行く事が決まったので、予習とかあまり出来ず、シングルの表題をなんとなく知ってるのと少クラで観た曲ぐらいのレベルの知識しかなかったのですが、先輩のカバー曲も多かったし、ほぼ全曲Jr.がバックについてくれていたのでもう目が足りないぐらいで、2時間弱あっという間でした。

まず先に入った勝利コンは、私ちょっと勝利さんの事甘く見てたな…と反省しました。圧倒的ビジュアルなのは超理解してたんだけど、逆に言うとそれしかないというか、綺麗で小さいお顔と華奢な身体って事でしか勝利さんを理解しかなくて。テレビはふまけんがメインになっちゃうし、正直センターのわりに印象薄いなと、多分デビュー当時とかの印象がそのまま残ってるだけなんだと思うんだけど、そう思い込んでて。でもやっぱりグループを背負っている人らしいオーラがあって、だいぶイメージ代わりました。歌もすごく良かったし。楽曲で印象に残ってるのは「Black White」「Vanilla」「THE D-MOTION」「Fly」「REAL DX」あたりかな…。やっぱり自分が知っている曲に寄っちゃう。

あとやっぱり異次元の美しさで…何ていうかちょっと人間味がないぐらい綺麗でした(それがアイドルとして良いのか悪いのか分かんないけど)。ハイBとのMCでピチピチショタ達を圧倒してたので、本当に思い知らされました。でも「顔面国宝」を完全にネタ化してるのとか、何かと「ふまけんふまけん」言ってシンメコンプ丸出しにしてくる感じとかも面白かったし、MCで、ポンコツだらけの後輩(猪狩を除く)に一生懸命話を振っている姿とか、「ええ子や…」ってなったし、こうやって頑張ってきたんだろうなあとか思いながら見てました。と言いつつ、かなりの時間をバックの龍我くんと作間くんを観る時間に費やしていましたが。

聡マリは、バックの事を考えなければサマパラで一番入りたかった公演だったので2回観れたのは率直に嬉しかった。B少年(と作間くん)がバックに付くかもって話をしたのが、サマパラ観たいと思ったきっかけではあったけど、何となく自分好みのステージをやってそうなのケンティか聡マリだろうなと思ってて、興味あったんですよ。結果的にB少年も作間くんも聡マリのバックにはつかなかったわけなのですが、何の問題もなく超楽しかったし、しかも1回目の公演はまっすーが見学に来ていて、MCにもしっかり登場してて大満足過ぎました。MCでポップアップ使ってステージに出てきた時の歓声もすごかったけど、暗転してまっすーが見学席に入ってきた時の周辺のお客さんのざわめき凄まじかった。マスクしてたし髪型も今似てるので「風磨…?え、まっすー!?」みたいになってて面白かった。見学席がばっちり見える席だったので、ステージの聡マリよりまっすーのほうが近くにいるっていうかなり落ち着かない状況でしたが、まっすー大好きな松島くんめっちゃキャワだったし、NEWSのMCだとわりと受け身なまっすーが後輩のために頑張って喋っているのも新鮮でした。そしてすっぴん私服のまっすーに動揺が隠せない私…お、おっすー…。

1回目は突然のまっすー登場に若干集中力を欠いてしまったところもあったのですが、特別登録で入った2回目はじっくり楽しみました。良かったのは「ダンケシェーン」「Mermaid」「KAGUYA」「風をきって」「Sweety Girl」とかかな。もっとあった気もする。第2バルのステージに対してかなり鋭角な席だったので、モニターほとんど見えなかったんだけど、逆にメンバーはすごく見やすくて、ファンサとかもらいやすそうな席でした笑。ライブの率直な感想としては期待通りというか、アイドルらしいアイドルのライブでした。可愛いもカッコイイもエロいもあって、選曲もステージの構成もパフォも全体的に王道アイドルっていう感じ。松島くんもマリウスも、アイドルをちゃんと理解しているし、自分がどうあるべきかとか何かを求めらているかとか、分かっている子達なんだろうなと。まあJr.見てても思うけど、彼らぐらいの世代になってくると、アイドルっぽいものを恥ずかしがったり、ちょっとダサいとかカッコ悪いみたいな感覚はあんまりないのかなと。素直に自然にアイドルを楽しんでいる感じがして楽しかったし、あとなんかやっぱり私「アイドルらしいアイドル」が好きなんだろうなと再確認したライブでした。

そして、初めてバックを目当てにライブを観に行ったわけなんですけど、B少年がライブまるっとバックに付いている(一応1曲やったけど)のを観るのはなかなか新鮮でしたが、メインじゃない人たちをずっと観ているっていうのはなんだか奇妙な作業でした。普段も双眼鏡で推しだけ追っていると全体の状況が分からないから、それがちょっとなーと思っていたんですけど、推しがメインじゃないとなるとさらに何やっているかわかんないっていう。双眼鏡で推しを追っかけるのは、ハロプロの時もAKBの時もやっていたことだし、特に出演メンバーの多い合同コンの時なんかは完全なバードウォッチャーでしたけど(AKBGの合同では推しをロックオンする力本当に鍛えられたなと思っている)、バックの子を中心に観る事って今までなかったと思うので。研究生や研修生の推しも勿論いましたが、やっぱり正規メンバーの推しを観るほうが大事だし楽しいしね。バックの子をチェックするのはあくまでおまけだったから。

TDCには、いつぞやのJUMPがメインでやっていたSUMMARYに友達に誘われて観に行った事があって(その時買った「JUMP」っていう形のペンラと「I ♥ JUMP」って描いてあるトートが未だに家にある。何故買ったのか、そして取って置いたのかは謎。ドルヲタの血かしら)。その誘ってくれた友達がJr.担で、ずっと双眼鏡でJr.観ているのが不思議だったのをとてもよく覚えてるんですよ。TDCって肉眼で観るのに充分な箱だし、死角になる場所もほとんどないし。でもやっとその子の気持ちが分かりました。ライトも当たなければ、カメラにも抜かれないような状況で推しを追うには、どんな会場でも双眼鏡いりますわね。

でもサマステでKINGのバックで踊っているのを観た時にも薄っすら感じていたんだけど、B少年メインのステージより、先輩のバックで踊っているB少年のほうが、何故か魅力的に観えてしまった。自分でも不思議だったんだけど、多分彼らのスキル的に先輩のバックで踊っているぐらいのレベルというか、メインでやるにはスキル不足って事なのかな…というシンプルな結論に達しました。まあそりゃ入所して1年そこそこの子たちだから当たり前だし、今の時点で最大出力で頑張ってるんだからそれで全然いいんですけどね。それに別にスキルがあるから人気になるわけでもデビューできるわけでもないですから…。

夏の現場は、あとは来週のキンプリハイBのサマステで終わります。なんだかんだ毎週現場があって楽しい夏だったなあ。関ジュの「少年たち」を観れなかった事だけが悔やまれる…いや無理なんですけどね、8月に大阪遠征は絶対無理なんだけど。まあいいやその辺の事はそのうち。おしまい。

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